↑一枚一枚剥がし、乾燥させます
↓キレイに染め上がった和紙(スイカだ〜)
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紙漉き工房 (土佐和紙工芸村) 1 2 3
漉かれた紙は、脱水した後一枚一枚丁寧に剥がして乾燥させます。今にも破れてしまいそうなくらい薄い紙が、不思議なくらい素直に剥がれ乾燥機の上に広がります。
その後刷毛でサッサッと空気を抜き、小さいシワも無い状態に仕上げます。このあたりは本当に神業という言葉がぴったりです。
出来上がった紙は色々な用途に使われます。書道やちぎり絵はもちろんですが、インテリアや雑貨に使われたり、美術品の修復など世界中から需要があります。日本の和紙−特に伊野で作られている薄い和紙は、世界に類を見ない品質の良さで有名です。和紙そのものの繊細な質感を生かして、そのままを飾ってもステキだと思います。
工程に余裕のあるときは、漉きあがった紙を染めて色々な模様を作る実験もされるそうで、面白い模様に染まった和紙が気持ち良さそうに風にゆれていました。これでウチワを作ったら素敵だろうな・・・。
伝統の技を守りながら、新しいモノを生み出す田村さんの工房。すぐ横を流れる小川のせせらぎと紙を漉くリズムカルな水の音が、高い天井の工房に響いて心地よく、居るだけで癒されました。
田村さん、貴重なお時間をいただいてありがとうございました。
土佐和紙工芸村 公式ページ
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