工房 刻屋


刻屋では、刻(とき)とともに味わいを増す、家具やクラフト、おもちゃを製作しています。

使う人の家財として受け継がれる家具や道具であるように…無垢の木と天然塗料を使い「シンプルで上質なモノ作り」を心がけ、飽きのこない「用の美」を追求しています。



飛騨高山にて木工修行後、 高知へ移住。須崎市を流れる新庄川の支流を望む山あいに、2004年に工房を開業しました。






「永い時を共に刻む」

家具、クラフト作りをする時に私達が心に留めている思いです。
子、孫と受け継がれてきた木のモノは味わいがあり、歴史があり、物語があります。
ほんのひと昔前に当たり前にあった、繕いながらモノと長く付き合っていく文化をもう一度見つめ直したい。
そして、たとえ壊れてしまってもまた再生できるモノを提案してきたい、と思っています。



木のこと・伝統工法について

工房刻屋は、昔から伝わる木組みを基本にした丁寧な仕事をしています。 具体的には、ホゾ組み、蟻桟、蝶千切りなどです。 これらを随所に用い、出来上がった作品は、頑丈で永く使うことができ、壊れても修理してまた使うことができます。




木の呼吸と塗料

クラフト、家具には表面の保護のために塗装をしています。 塗るならば有害な化学物質を使わない塗料をとの思いから、人体や環境に負荷の少ないことが証明されたものを使っています。

99.9%化学物質を含まないドイツ製の天然植物オイルをはじめ、柿渋、天然色素顔料を使った着色オイル、みつろうワックス、ガラス成分の塗料や、木のタンニンと反応させる石灰、鉄媒染での着色などなど。

材になった後も木は生きています。 刻屋では、木の呼吸を止めない、使う人と木に優しい塗装をしています。


TOSACOYA

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